作品1
一作目 「格闘(試作バージョン)」
【解説】
一対一の格闘シーンです。
赤と白のポリゴン四角形が人っぽい形となって戦っています。
時間は約30秒ぐらいで、レンダリングは高速のやつを使っています。
製作日数は約20日ぐらいですがずっと作ってたわけではないので
実質15日ぐらいかと思われます。
モーションは鉄拳やバーチャを参考にしてます。
それとジャッキーチェンの映画も繰り返し見ました。
カメラワークは格闘ゲームを意識しています。
【制作画面】
制作中の画面です。
こちら
大きめなので気をつけてください。
【制作過程について】
これが初作品となるのですが、
初のアニメーション、初の3DCGソフト、初の格闘と
なにもかもが初めての状態からのスタートでした。
なぜ格闘なのか、なぜ人間が四角形なのかというと、ちょっと長くなりますが
昔フラッシュの少少の格闘ムービーに感動してたときがありました。
でまあそれをやろうとするとものすごい大変そうだし
そのまま同じ事やんのもアレかなあと思ってました。
それでは3DCGならどうか、と思ったのですが
モデリングやらボーンって何?って状態で、さらには
キャラアニメはすごい大変という話を聞き、無理かと諦めてました。
そこでもっと単純にする方法はないだろうか考えたところ、
ボーンとかモデリングとか極力省くようにしてみてはどうかと思いました。
そこでこれは!と思ったのが任天堂の名作ジョイメカファイトです。
まあプレイしたことはないんですけど、
当時ファミコンの描画力はとてもしょぼかったのですが、
キャラの間接を無くして描画の負担を軽くするという、
ファミコンの能力を限界まで生かしたゲームであった、という話です。
これを3DCGに応用できるのではと思い、
かくして間接の無い箱人間ができたというわけです。
そして少少からヒントを得て、格闘シーンを作るということになりました。
フラッシュとファミコンといった、ある要素と別の要素をミックスして
アイデアを得たという非常に基本的な発想法でした。
でまあこの発想を実現させられる3DCGソフトはないだろうかと思ってたところ
タイミングよくCARRARAの日本語版が発売されました。
あんまりその頃はCARRARAについて知らなかったのですが
多機能で安いという話を聞き、デモ版で試したところ
アニメーションが良い感じでこれならやれそうだと思い
購入したというわけです。
そしてCARRARAを買ったのはいいんですが、
日本の解説サイトはほとんど無く、解説本も無かったので
説明書に頼るしかありませんでした。
なのでとにかく複雑なことは極力避けていくことになりました。
そして完成にいたったわけですが、
ほとんどモーションに時間を費やしました。
初めての作品にしてはよくできたかもと思いましたが、
今になって見直すと修正したいところが結構あったりします。
でも後から手を出すのもアレなのでこれで完成です。
しかしわけあって試作バージョンの公開となります。
基本的な動きは変わらないのでこれで楽しんでいただけたらうれしいです。
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